環境保全

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大気汚染防止

  • 硫黄分の少ない副生ガスに、石炭を混焼する1号機は、排煙脱硝装置(※1)及び排煙脱硫装置(※2)を設置、重油を混焼する2号機は、低硫黄重油を使用、副生ガス専焼の3号機は、排煙脱硝装置(※1)の設置等により、硫黄酸化物(SOx)・窒素酸化物(NOx)排出量の低減に努めています。
     ※1 乾式アンモニア接触還元法
     ※2 水酸化マグネシウム法
  • 1・2号機では、ボイラー出口に、3号機では、燃料ガス供給系統に、高性能な電気集じん器を各々設置し、ばいじん排出量の低減に努めています。
  • 煙突は、1・2号機に高さ150m、3号機に85mを設置し、排煙の拡散効果を高め地上での硫黄酸化物・窒素酸化物を低い値に保つようにしています。
  • 1~3号機ともに排煙監視テレビ及び硫黄酸化物連続測定装置、窒素酸化物連続測定装置を完備するとともに常時監視態勢を確立しています。

水質汚濁防止

  • 発電所で使用された水は、すべて一般排水処理設備で処理しています。
  • 1・2号機復水器の冷却用水(海水)は、深層取水設備により冷たい海水を取水し、温排水の放水温度と表層温度との差を最小限にとどめています。
  • 3号機復水器の冷却用水(淡水)は、冷却塔(淡水循環冷却方式)により、海水域への放水を最小限にとどめています。

騒音防止

  • 騒音防止のため、低騒音型機器を採用するとともに、安全弁、押込通風機等については、消音装置を取り付けています。

自然環境との調和

  • 発電所敷地内の樹木等の適正な管理を行い緑化の推進を図るとともに、主要建物等は景観へ配慮した色彩とし、発電所全体の調和を図っています。